MIRA文庫 |
■ カムフラージュ
更新日:2006/02/16(Thu) 04:04 |
[本のタイトル:カ(ガ)] [作者名別:リンダ・ハワード] [出版社別:MIRA文庫] |
今日は人生で最悪の日だ。投資銀行員の職を失った上に、別れた夫スティーブが危篤だなんて。FBIを名乗る二人に連れられて病院へ駆けつけたジェイは、元夫の変わり果てた姿に愕然とする。全身を包帯で包まれたその男には、かつての面影の片鱗もない。何かがおかしい──頭の中に警報が鳴り響いたがジェイは患者の身元証明に応じてしまう。その一言が自らの運命を大きく狂わせるとは夢にも思わずに…… |
瀕死の状態なのに懸命に生きようとするスティーブに惹かれるジェイと意識不明の頃からジェイの声に信頼と愛情を感じるスティーブ。前半の闘病生活の部分はスティーブがジェイを求める気持ちが丁寧に描かれていて思わず感情移入してしまうほど。話的には先が読めるのでつまらないかと思いきや、きっちり読ませてくれるところは流石。 カムフラージュMIRA文庫 |
■ サイレント・キス
更新日:2006/07/31(Mon) 03:28 |
[本のタイトル:サ(ザ)] [作者名別:シャロン・サラ (ダイナ・マコール)] [出版社別:MIRA文庫] [傾向:刑事・ボディガード・探偵] |
人気作家ケイトリンのもとに26通目の脅迫状が届いた。内容は以前より悪質になっている。さらに翌日、ケイトリンは交差点で何者かに背中を押され、重傷を負う。記録的な大雪に見舞われた12月のマンハッタン。護衛役を買って出た元警官マックとともに、ケイトリンはアパートに閉じこめられた。心を乱すマックの存在、再び迫る恐怖の気配。ケイトリンの緊張は頂点に達した。やがて、巷を騒がす連続殺人がケイトリンの周囲と奇妙な接点を持ちはじめ…。 |
うーん。犯人&動機……一番最初に登場したときから判ってしまいました(苦笑) あと、後書きで翻訳者が苦手なタイプのヒロインでどうしようかと思ったけど読んでいたら良くなった。みたいに書いていたのがちょっとなぁ…… そういう違うところで残念だった話。面白かったは面白かったんですけどね。ロマンスとしてはこの作者のカラーが存分に発揮されて○v サイレント・キス |
■ ポトマックの岸辺
更新日:2006/02/16(Thu) 04:09 |
[本のタイトル:ホ(ボ・ポ)] [作者名別:ノーラ・ロバーツ] [出版社別:MIRA文庫] [シリーズ名:マクレガー家の物語] |
政界の要人が集まるパーティーのさなか、アラン・マクレガーは萌えるような赤毛の女性に目を奪われた。気取った女性たちの中にあって場違いなほど屈託のない笑顔を見せる彼女は、偶然にも同じスコットランドの血を引くという。運命を感じたアラン。だがそのシェルビーは言った。「わたしは運命には支配されない。キャンベルの人間はみんなそうよ」アランは思わず笑った。因縁のキャンベル家の娘に恋するなんて、親父の反応が楽しみだ。マクレガーシリーズ第3弾。 |
ダニエルの長男アランの恋物語。アランは冷静沈着な上院議員ですが、プレゼントにしても花束ではなく苺とか動物園デートとか意外性を狙って計算ずく(?)で迫ります。奔放なシェルビーの臆病な内面も良く描かれています。 ポトマックの岸辺MIRA文庫 |
■ マクレガーの花嫁たち
更新日:2006/02/16(Thu) 04:08 |
[本のタイトル:マ] [作者名別:ノーラ・ロバーツ] [出版社別:MIRA文庫] [シリーズ名:マクレガー家の物語] |
マクレガー家のダニエルも齢九十、目下の心配は愛する孫娘たちがいっこうに嫁に行く気配が無いことだ。 弁護士ローラ、医者グウェン、実業家ジュリアはみな美しく聡明な女性だというのに、仕事にかまけて彼氏のひとりもいないときている。経験豊かな祖父のちょっとした親切が必要か? 曾孫を抱く日を夢みてダニエル・プロジェクトが再び発進。果たして三人に伝統のベールを被らせることが出来るのか!? マクレガーシリーズ第6弾。 |
マクレガーの花嫁たちMIRA文庫 |
■ マクレガーの花婿たち
更新日:2006/02/16(Thu) 04:07 |
[本のタイトル:マ] [作者名別:ノーラ・ロバーツ] [出版社別:MIRA文庫] [シリーズ名:マクレガー家の物語] |
またいつもの悪巧みか。祖父ダニエルの計略で次々結婚するいとこを見ているD・Cは、ある女性のエスコートを頼まれてそう思った。だが祖父は意外にも、あの娘はクールすぎておまえには向かん、イヤなら断れ、と素っ気ない。パーティの夜D・Cはレイナを目にして思わず呻った。まさにクールな氷のプリンセス……長い夜になりそうだ。今度は独身貴族の孫3人がターゲット、手を替え品を替えダニエルの陰謀はもう誰に求められない!? マクレガーシリーズ第8弾。 |
天の邪鬼な性格を見抜かれているのにお節介な祖父の言いなりにならなかったと喜ぶD・Cが可愛い(笑) カジノ船オーナー、ダンカンと貧しい歌手キャットの恋もいいですが、最後の優しいイアンと初心なナオミの話が好きです。 マクレガーの花婿たちMIRA文庫 |
■ リメンバー・ミー
更新日:2006/07/27(Thu) 17:18 |
[本のタイトル:リ] [作者名別:シャロン・サラ (ダイナ・マコール)] [出版社別:MIRA文庫] [傾向:記憶喪失] |
初めての結婚記念日の翌日、妻が忽然と姿を消した。早くに親を亡くし施設で育ったフランキーにとって、この結婚は幸福そのものだったはず。自分から家を出るとは考えられない。事件に巻き込まれたのではないかと愛する妻を捜すクレイ。だが足取りどころか原因すらつかめない。失意の日々を送るうちに、クレイはいつしか妻の本当の気持まで見失っていた。そして2年後。突然フランキーが戻ってきた―記憶を失い、耳の後ろに不思議なタトゥーを入れて。 |
突然の妻の失踪。マスコミや警察に黒に近い灰色と見なされ責められる夫。そんな2年の後突然記憶を無くした妻が戻ってきた。記憶を無くした直接の原因はすぐに分かるのですが、元々の失踪の謎が残り、妻がまた居なくなるのではという不安と不信に苛まれる夫と、幸せな頃の記憶しかない妻。一気読みでした。そしてこの作者に共通のヒロイン至上主義で優しく尽くすヒーロー。面白かったです。まーあえてひとつ難を言えば同作者のグッバイ・エンジェルぐらいの厚さがあればもっと心情が掘り下げられたのになぁ。 リメンバー・ミー |
■ 月影のレクイエム
更新日:2006/11/12(Sun) 09:12 |
[本のタイトル:ツ(ヅ)] [作者名別:シャロン・サラ (ダイナ・マコール)] [出版社別:MIRA文庫] |
ダイナ・マコール名義 「あなたはわたしの実の孫ではないのよ」愛する祖母の最期の言葉に、キャサリンは愕然とした。27年前、町の人々に魔女と呼ばれて恐れられていたという祖母は、悲恋の果てに生まれた赤ん坊の命を偶然救った。そしてそのまま、憎しみの渦巻く町をあとにした…。遺言に導かれて故郷を訪れたキャサリンは魔女の末裔と見なされ、激しい憎悪の対象となる。味方になってくれたのはただ一人、信じ難いほどハンサムな保安官―ルーク・デプリーストだった。 |
泣きました。話の筋は最初から判りきっているのですが(魔女関係は想像していませんでしたが)、決まり切った結末に向かっているというのに泣く。もう、最初の27年前のくだりで心に迫りました。この作者別名義含め多分これで長編コンプリートですが、泣きまくった作品ベスト3に入るかも。 月影のレクイエム |
■ 光と闇のカーニバル
更新日:2006/02/16(Thu) 04:02 |
[本のタイトル:ヒ(ビ・ピ)] [作者名別:ノーラ・ロバーツ] [出版社別:MIRA文庫] [シリーズ名:マクレガー家の物語] |
強引な婚約者から逃れて地元を飛び出し、ラスベガスに辿り着いたダーシー。ポケットの所持金は僅か9ドル。どうせのたれ死ぬのなら──彼女はなけなしの金をカジノのスロットマシンにつぎ込んだ。けたたましいサイレンが鳴り、周囲がざわめく。ダーシーは意識が遠のくのを感じた……目が醒めたのは豪華なスイートだった。傍らで見守るカジノの若き支配人マックはダーシーに言った。「君は気絶したんだ。200万ドル当てたんだから無理もないが」マクレガーシリーズ第7弾。 |
光と闇のカーニバルMIRA文庫 |
■ 真珠の海の火酒
更新日:2006/02/16(Thu) 04:10 |
[本のタイトル:シ(ジ)] [作者名別:ノーラ・ロバーツ] [出版社別:MIRA文庫] [シリーズ名:マクレガー家の物語] |
美しいカリブの島々をクルーズする豪華客船セレブレーション号。船内カジノでディーラーを務めるセレナは颯爽と船に乗り込んだ。陽が落ち、熱気漂うカジノでカードを切るセレナのテーブルに冷たいグリーンの目をした男が座った。男は無言で百ドル札を投げ出すと、勝負に加わった。プロのギャンブラー? セレナを見据える瞳が冷酷な光を放つ。負ける訳にはいかない。勝ち気な敏腕女ディーラー、セレナ・マクレガーは、豪華客船のカジノで出会ったジャスティンと人生の賭に出る。マクレガーシリーズ第一弾 |
真珠の海の火酒MIRA文庫 |
■ 白いバラのブーケ
更新日:2006/02/16(Thu) 04:00 |
[本のタイトル:シ(ジ)] [作者名別:ノーラ・ロバーツ] [出版社別:MIRA文庫] [シリーズ名:マクレガー家の物語] |
15歳で自らの帝国を築くことを心に誓い、一攫千金を夢みてスコットランドからアメリカに渡ったダニエル・マクレガー。そして女性が仕事を持つのがまだ珍しかった時代に、一流の下界を目指したあんなホワイトフィールド。共に生きることを望む二人の前に、互いの夢が立ちふさがる。夢を捨てなければ愛は全うできないのだろうか……? マクレガーシリーズ第5弾。愛すべき一族はこの恋から始まった。 |
白いバラのブーケMIRA文庫 |
■本のタイトル | ■作者名別 | ■傾向 | ■出版社別 |
■シリーズ名 |