ボス秘書 |
■ ガラスの靴 (R-556)
更新日:2006/09/10(Sun) 23:43 |
[本のタイトル:カ(ガ)] [作者名別:キャロル・モーティマー] [出版社別:ハーレクイン・ロマンス] [傾向:ボス秘書] |
君は母を見失ってしまったのか、長旅を終えたばかりの六十歳の老婦人を! 怒り狂うリードを前にダーシィは返す言葉もなく身をすくませた。 リードの秘書をしているダーシィは十年ぶりにロンドンを訪れた彼の母親モードを迎えに空港へ行った。確かにモードに会えたのだが、オフィスに戻る途中で、彼女は忽然と消えてしまった。ちょっと目を離した隙に。 リードはなおも怒鳴り続けている。絶望だわ──彼はもう決して私を求めたりしないわ。 ダーシィはずっとリードへの熱い思いを胸に秘めてきたのだったが。 |
怒っているのさえなければヒーローはヒロインのことが好きらしいというのが、ほんのり読み取れます。この後、企業秘密が家族から漏洩しているらしいので調査のためにと家族の元へヒロインを恋人と偽って連れて行くヒーロー。ヒロインへ贈った誕生日プレゼントのユニコーンの首飾りを見て家族はふたりの仲を納得。(以下ネタばれ)実はヒーローはかねてからユニコーンモノコレクターだったのでした。ヒロインは気が付かないうちに所有印(?)をつけられていたのですね〜v 秘書として働く7ヶ月の最初っからヒーローは彼女に目をつけていたのですが、ヒロインが過去にトラウマを抱えている気配を感じ、ゆっくり行こうとしたヒーロー。 ……は、かっこいいのですが、その間にオフィスにGF来たりする機会があったって戦略的にまずくないですか? 元彼のトラウマありそうと思っている子に対してすることですかね? 他にもヒーローには今ひとつ戦略的に間抜けな部分が見え隠れ(笑) そこをヘタレと取るか、抜けててカワイイと取るか、(私は結構好きでしたが)どちらにしろ、このユニコーンコレクターエピソードで最後に株を上げました♪ |
■ 結婚の心得 (D−934)
更新日:2006/04/04(Tue) 15:09 |
[本のタイトル:ケ(ゲ)] [作者名別:リアン・バンクス] [出版社別:シルエット・ディザイア] [傾向:ボス秘書] |
「一人の男性としてのあなたが好きなの」ケイトは震える声で、マイケルに告げた。そして胸が張り裂けそうな思いで、目をそらす彼を見つめた…。ボスのマイケル・ホーキンズとふとしたことから一夜をともにしてしまったのは二ヵ月前。それまで、彼がケイトに目を留めたことはなかった。彼女のほうはといえば、三年間ずっと彼に思いを寄せていた。だからこそ、あの夜、自分をただの有能な秘書としてではなく女性として見てくれた彼に、淡い期待を抱いてしまったのだ。だが翌朝、マイケルはうろたえた様子で彼女に詫び、さっさと仕事だけの関係に戻ってしまった。でも、私にはできない。ケイトはこみ上げる吐き気を抑えた。元の関係に戻れない理由もできてしまったのだから…。 |
3部作:ミスター・ミリオネア1(施設で育ち富と力を備えた男になることを夢みていた3人の少年が成功し、還元と税金控除(爆)のために基金を設立するシリーズ) ヒーロー、心がないとか、人を愛することを知らないとか言いつつ、ケイトの元ボーイフレンドからかかってきた電話に対して「30秒以内に失恋させてやれ」って(笑) 結婚の心得シルエット・ディザイア―ミスター・ミリオネア (D934) |
■ 捧げられた一夜 (D−1098)
更新日:2006/04/08(Sat) 01:23 |
[本のタイトル:サ(ザ)] [作者名別:アン・マリー・ウィンストン] [出版社別:シルエット・ディザイア] [傾向:ボス秘書] |
セキュリティ会社副社長のデルは、ボスのサムにひそかに思いを寄せていたが、彼はいっこうに気づいた様子もなく数年が過ぎた。誕生日を迎えたデルはある決意をした。彼のことはあきらめて、誰かと知り合おう。いつものだぼだぼの服をセクシーなドレスとハイヒールに替え、デルは同僚たちが開いてくれたパーティへ出かけた。ところが、いつもは参加しないサムが突然現れ、今までとはまるで違う熱い視線を向けてきた。 |
こんなあらすじですが、主人公はデルではなくサムです。男性視点で最後まで突っ走ります。同僚とは恋愛しない(というより仕事ばかりで女の入り込む余地なし)と思いつつ、ぶかぶかの服の下の胸はどうなってるのかなあとぼんやり思っていたりします(笑) 男いない歴○○年を解消するべくバーで男を引っかける前に景気づけで酒を飲むデルに慌てまくり、自分が立候補(お約束)。一夜の後、すっかりめろめろvモードで如何にこの関係を永続的なものに持っていくか考えてます。地道に自分の服とかをちょっとずつ彼女のアパートに置かせて貰ったり。思い切って「引っ越してきてもいい?」と提案したのを「まだ早いから」と断られ、今日はリクライニングチェアを持ってきたかったのに……としょぼ〜ん。可愛い話でかな〜りツボでした。 が。ひとつだけ。どうしてもひとつだけ許せないのが。 元SEALのサム君らしきこの表紙の人物が(泣) 捧げられた一夜シルエット・ディザイア |
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