シルエット・スペシャル・エディション |
■ いつか恋に落ちて (N−1095)
更新日:2006/03/19(Sun) 12:20 |
[本のタイトル:イ] [作者名別:ジーナ・フェリス・ウィルキンズ] [出版社別:シルエット・スペシャル・エディション] |
父を亡くしたセリーナは、遺された会社を継ぐことになった。この小さな町では、刺激的な恋などきっと手に入らないだろう。だが生まれ育った町で、いつかささやかな幸せを見つけてみせる。ある朝、セリーナは道に倒れている若い男性を発見した。顔に青痣はあるけれど―とびきりハンサムな男性だ!救急車で病院に運んだあと、町の警察官が同席する場で、男性はサム・ウォレスと名乗る。犯罪者かもしれない。そう主張する警察官の顔を見ながら、セリーナはぼんやりと考えていた。たしかに彼には何かがある。私の心をときめかせる危険な何かが。 |
3部作:恋人たちのスキャンダル(小さな町の新聞社を巡る恋)第1作目で、 あの歌を憶えていたら関連作(「今日からは特別な人」のヒーローの大親友で、「今日から〜」「明日恋をすれば」の登場人物たちの仲間がヒーロー) ……登場人物紹介で、思いっきりねたばれが。 いや、他の人のレビュー見てから読んだので判ってはいたのですが、できればそこでばらさないで欲しかった…… もう少しヒーローの過去にツッコミが入るのかとか、サスペンス部分に比重が置かれているのかと思っていたのですが、意外にあっさり目。でも今までの本を読んでいてヒーローの恋はどんなだろうと気になっていたので○でした。ラストに過去のシリーズの登場人物が出てきて、ハッピーエンドで良かったね♪ な気持ちに。 恋人たちのスキャンダルは「憧れは切なく」に続きます。 いつか恋に落ちて―恋人たちのスキャンダル〈1〉シルエット・スペシャル・エディション |
■ 炎と氷のロマンス
更新日:2006/02/16(Thu) 03:59 |
[本のタイトル:ホ(ボ・ポ)] [作者名別:ノーラ・ロバーツ] [出版社別:シルエット・スペシャル・エディション] |
「君には3年という貸しがあるんだ。必ず返して貰うよ」 怒りに燃えるタイの言葉がアッシャーの胸に深く突き刺さった。やはり彼は突然他の男と結婚したわたしを憎んでいたのだ。3年前、アッシャーはタイに全てを捧げたが、生まれながらの放浪者である彼は、決して心を返してくれなかった。 結婚生活も破綻し、彼女は心に傷を負いながら抜け殻のように生きてきたけれど、ようやく人生をやり直そうという気持ちになってきたところだった。テニスプレイヤーに復帰して、自分を取り戻すのだ。 だがそれは、テニス界の王として君臨するタイと頻繁に顔を合わせることを意味していた。 そして目の前にいる彼の瞳は、はっきりと告げていた。 かつてと同じ、壮絶な愛の戦いが今再び始まるということを。 |
3年間実戦を離れていた彼女が、かつてそうだったからといって、そんなすぐ女王の座に復帰できるかなあとは疑問に思いますが、試合の様子や心のすれ違いなどどきどきしました。 炎と氷のロマンスシルエット・スペシャル・エディション (N941) |
■ 王位をかけた恋
更新日:2006/04/04(Tue) 15:26 |
[本のタイトル:オ] [作者名別:ルーシー・ゴードン] [出版社別:シルエット・スペシャル・エディション] [傾向:王室] |
ドティはロンドンの安カフェでウエイトレスをしている。平凡な毎日だけれど、今のままで十分満足だ。ある日、気品のあるハンサムな男性が現れ、信じられないような話を告げた。男性はエルリア国の王位継承権を剥奪されたランドルフ王子で、実はドティこそが王家の末裔であり正当な継承者なので王位を継いでほしいという。ウエイトレスのわたしが、女王だなんて無理だわ!ドティは抗議したが、君主のいないエルリアは敵に攻められてしまうと言われ、断ることができなかった。だがほどなくして、彼女はランドルフの真の目的を知る。彼は王位に返り咲くため、ドティを花嫁にしようともくろんでいた。 |
ヒロインがイギリス女性らしいはきはきした感じです。あらすじで感じるほどヒーローが策略家ではなく、むしろ国家のために、という感じ。自制心があるプリンスがヒロインによって違う見方をし、惹かれる感じが○ 王位をかけた恋シルエット・スペシャル・エディション |
■ 王女のひそかな願い (N−1029)
更新日:2006/03/09(Thu) 00:33 |
[本のタイトル:オ] [作者名別:シャーロット・マクレイ] [出版社別:シルエット・スペシャル・エディション] [シリーズ名:テキサス・シーク] |
中東の国ムニールの王女アリアは、兄に同行してアメリカに来て以来、つかの間でいいから、自由を味わってみたいと願うようになった。ある日、侍女と遠乗りに出かけ、侍女が落馬しそうになったところを牧場主のコード・ブラニガンが助けてくれた。王国のしきたりによれば、命を救われた者は恩人に捧げられることになっている。アリアは妙案を思いついた。侍女と入れ替わって逃げだそう。ベールをかぶっていれば、見破られることはないはずだ。数日後、コードが迎えに来ると、アリアは胸を高鳴らせて言った。「ご主人様、一生懸命お仕えいたします」。 |
テキサス・シークの続編テキサス・シーク〜花嫁たちの2話目。テキサス・シークの4話目でちょっと出てきた隣の農場に舞台が移ります。 最初何も出来なかった王女が一所懸命料理を覚えたりするところが可愛らしかったです。 王女のひそかな願い―テキサス・シーク 花嫁たち〈2〉シルエット・スペシャル・エディション |
■ 火曜生まれは気高く―あの歌を憶えていたら〈1〉
更新日:2006/02/27(Mon) 17:36 |
[本のタイトル:カ(ガ)] [作者名別:ジーナ・フェリス・ウィルキンズ] [出版社別:シルエット・スペシャル・エディション] [シリーズ名:あの歌を憶えていたら] |
“あなたには家族がいるのよ。それもお兄さんが四人に、お姉さんと妹さん。六人もの肉親が…”トレント・エンタープライズ社長の養女として育ったミシェルは、相次いで養父母を亡くすという不幸に見舞われたが、養母の書き残した手紙を読んで、出生の秘密を知ることになった。わたしにきょうだいがいたなんて…。満ち足りた生活を送りながらも、どうしようもない寂しさを感じたことが何度もあった。みんなはわたしのことを憶えているかしら?ミシェルは行方不明のきょうだいを探す決心をし、私立探偵のトニー・ダレッサンドロを訪ねる。が、そこでまさか、彼の黒い瞳や輝くような笑顔に魅せられてしまうとは、思ってもいなかった。 |
火曜生まれは気高く―あの歌を憶えていたら〈1〉ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ |
■ 危険なマスカレード (N-1101)
更新日:2006/12/29(Fri) 19:10 |
[本のタイトル:キ(ギ)] [作者名別:キャレン・T・ウィッテンバーグ] [出版社別:シルエット・スペシャル・エディション] |
「二週間だけ、僕と結婚しているふりをしてほしい」ずっと思い続けてきたブラッドの言葉にゾーイは唖然とした。新聞の編集長を務める彼は、架空の女性“デイジー・ローズ”の名前でコラムを執筆してきた。好評を博したそのコラムが雑誌に取材されることになり、「デイジー・ローズは僕の妻だ」と口にしてしまったのだという。彼と一緒にいられるのならどんなことだってする。だけど約束の二週間が過ぎたあと、私とブラッドはどうなるのかしら。ブラッドの頼みを受け入れる代わりに、ゾーイはある提案を口にした。本物の新婚初夜を送りたい、と。 |
ヒーローは元フットボールプロ選手。ケガをして引退してからもスカウトの仕事に精力的だったらしい。が、幼なじみの闘病を機にのんびりとした新聞社に勤め、その友人の死以降5年間、毎週日曜日に未亡人(ヒロイン)と自分の名付け子でもある娘の所にせっせと通い、可愛がりまくり、生活全般にお節介している。心の端ではヒロイン親子に惹かれているものの幼なじみに悪いし、自分はいかにもスター選手らしいプレイボーイに思われているからって友人の立場に甘んじている(でもお節介は焼くけど(爆))←そしてうっとうしいところがあるとかヒロインに思われているけど(笑) そんなマッチョな見た目の彼、新聞の記事の穴埋めで書いた「デイジー・ローズは知っている」という主婦の知恵袋的コラムがバカ受けし、社長が、「ウチの生活雑誌にデイジー・ローズ特集をする」と言ったもんだから大あわて。まさか僕が書いてますと言える訳もなく、仕方なくヒロインに(ロクに事情を説明せずに)ふわふわワンピースを着て貰い社長に会わすと、何故か社長は乗り気で、「親子三人、それっぽい農場にいってデイジー・ローズ密着取材だ」と言いだす。 話としてはそんな教育テレビ夜7時くらいにやっていそうな海外ホームコメディードラマのような感じ。 なにがいいって、脇役陣。お喋りで生意気なアクセサリー重ね付けダイスキな6歳児の娘や人の話の都合のいいところだけを聞いて曲解や誇大解釈をする出版社社長。スポーツ一家でマッチョ度が全ての価値を決めるヒーロー家族。みんな生き生きとしています。ヒーローとヒロイン娘の会話なんて、すごくありそうで微笑ましい。娘に悪い言葉を教えている近所の男の子も実際には出てきませんが、会話だけでどんな子供か想像出来そうなくらい。ロマンスも、最初ウザイ、位に思っているヒロインが、もしかしたらデイジー・ローズは実在して、ヒーローは彼女を守るために私を身代わりにしているの?と思い始めた辺りから、今まではさっさと結婚して私たちにお節介しなくなればいいと思っていたのに、実際に彼に愛する人が出来たと思うと複雑、という感じに少しずつ変わってきて、丁寧に描かれていて、いやもう、温かでくすっと笑えるいい話でした。でもタイトルとあらすじと内容が全然かみ合っていないです(爆) 危険なマスカレード キャレン・T・ウィッテンバーグ (N-1101) |
■ 金曜生まれは愛して施し―あの歌を憶えていたら〈5〉
更新日:2006/02/27(Mon) 17:57 |
[本のタイトル:キ(ギ)] [作者名別:ジーナ・フェリス・ウィルキンズ] [出版社別:シルエット・スペシャル・エディション] [シリーズ名:あの歌を憶えていたら] |
ディスカウント・ショップで買い物をしていたテイラーは、自分の目が信じられずに、立ち尽くした。2年前に死んだはずの恋人が、じっとこちらを見つめているのだ。ディラン…。だがその男性はライアン・ケントと名乗り、テイラーにデイトを申し込んだ。まるで幽霊とデイトするみたいだわ。彼女はためらうが、ライアンの強引さに負け、デイトに応じる。やがて、彼をディランの亡霊としてではなく、ライアンその人として愛し始めたテイラーだが、ふと気がつくと、ライアンは自分については固く口を閉ざしたまま、依然として謎に包まれている。私だけが自分のことを喋っている―彼はほんとうは何者なの。 |
あらすじを読んだときにはヒロインが火曜生まれ〜のミシェルの友人とは思わなかったので凄くびっくり。というか、そのときに確かに“旅行先で大恋愛したけど相手が事故で死んじゃったらしい”って伏線あったわ。よもやこんな所で出てくるとは。しかもそれがライアンとそっくりさんとは…… なんだか現実には絶対ありえね〜な偶然。なんですが、この作者の(このシリーズの?)傾向なんでしょうね…… うん、夢物語という感じで、ツッコミなど入れずに(笑)ほんわかしたいときに読むといいのかも。 金曜生まれは愛して施し―あの歌を憶えていたら〈5〉ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ |
■ 今日からは特別な人 (N−825)
更新日:2006/03/09(Thu) 00:37 |
[本のタイトル:キ(ギ)] [作者名別:ジーナ・フェリス・ウィルキンズ] [出版社別:シルエット・スペシャル・エディション] [シリーズ名:あの歌を憶えていたら] |
ダラスに引っ越す途中で事故に遭ったケリーは、つらいリハビリを経て回復し、修士号をめざし勉強に励んでいる。心の支えは、入院中に知りあったシェーン・ウォーカーと、姉のように慕ってきたブリン・ラーキン・ダレッサンドロだ。うれしいことに、シェーンとブリンはいとこ同士と判明。ふたりにつながる大家族の輪にケリーも加わるようになった。出会いから一年半、ケリーとシェーンは親友のように楽しみをわかちあい、ときにはふれあってきた。ある夜、シェーンは実母の訃報をケリーに明かし、アル中で一緒に暮らすことのできなかった母への思いを話した。なぐさめようと彼を抱きしめたケリーのなかに、突然、熱い炎が燃えあがる。もう親友には戻れないの?ケリーは怖くなった。友達を失うなんて、耐えられない |
○曜日は〜で始まるあの歌を憶えていたらの続編3部作のその2です。○曜日〜のキャラたちの子供世代?になります。これは土曜日〜のヒーローの息子がヒーロー。ヒロインが前作“昨日まで〜”のヒロインと同じ里親の所で育った大親友。 前作OPで酷い事故に遭い、脚に僅かな障害が残ったヒロイン。ですが前向きに明るいヒロインの性格が好感が持てますv ヒーローもいい人で〜勿論一連シリーズのキャラも出てきて読んでいて嬉しいです。ラストは勿論ハッピーエンドなのですが、この二人はこの先お互いもっともっと素敵な人間になっていくんだろうなあと未来を感じさせる話でした。 今日からは特別な人シルエット・スペシャル・エディション |
■ 昨日までひとりぼっち (N−821)
更新日:2006/03/09(Thu) 00:37 |
[本のタイトル:キ(ギ)] [作者名別:ジーナ・フェリス・ウィルキンズ] [出版社別:シルエット・スペシャル・エディション] [シリーズ名:あの歌を憶えていたら] |
ダラスに引っ越そうと車を走らせていたブリンは事故に遭い、同乗のケリーに大怪我をさせた。偶然通りかかった医者ジョーに助けられ、ケリーは入院。行くあてのないブリンは、ジョーの提案で、彼の実家であるダレッサンドロ家に泊まることになった。そこでは、大家族がそれぞれブリンの身の上を心配し、ナニーとして働かないかとまで誘ってくれた。事故当時から、ブリンとジョーは互いにひと目で心を奪われていた。しかし、少しおせっかいだが心温かい大家族で育ったジョーに、ブリンは素直になることができなかった。彼と違って、里親の家で育った子供時代が孤独だったから。それに、ある事情から母親には絶対ならないつもりだから。 |
○曜日は〜で始まるあの歌を憶えていたらの続編3部作のその1です。○曜日〜のキャラたちの子供世代?になります。これは火曜日〜のヒーロー私立探偵の弟(医者)がヒーロー。(火曜日ミシェルは家中子供を増やそう計画を着々と進めているみたいです(笑)) やはり設定がありえない〜と思うのですが、可愛らしい話で気になりません。 昨日までひとりぼっち―今月のヒロインシルエット・スペシャル・エディション |
■ 情熱のパラダイス (N−1088)
更新日:2006/02/19(Sun) 13:21 |
[本のタイトル:シ(ジ)] [作者名別:ダイアナ・パーマー] [出版社別:シルエット・スペシャル・エディション] [シリーズ名:テキサスの恋] |
デリアはバハマのカジノで酔った客といさかいになり、浅黒い肌をしたハンサムな男性マーカスに助けられた。危険な雰囲気を漂わせているけれど、なぜかほっとする男性。不思議な情熱に駆られて、デリアは彼と熱いキスを交わす。億万長者のマーカスは、ギャングだとも噂される人物だった。だがデリアは自分の気持ちを抑えられず、家族にも内緒で彼と会い続けるうちに体の変調に気づく。二人の赤ちゃん。マーカスは喜んでくれるかしら?幸せをかみしめながら彼のもとを訪れたデリアに、マーカスは冷たく言い放った。「帰ってくれ。二度と来るんじゃない」。 |
テキサスの恋31作目。 珍しくもキルターなヒーローです。(カジノも経営していて後ろ暗い過去があるそうですが) ボータイで白黒使いで、賞を取ったなんてどんなセッティングだったのか非常に気になるところですが、というかヒロインが「独特なステッチ」と言ってステッチの名前を挙げているのに、ヒロインもキルターだなと見抜いたその眼力にツッコミを入れるべきか(笑) 4枚はぎ?をわざわざ文章に出すのは??とか妙なギモンが湧いていましたが、それはさておき。 珍しくしょっぱなっからラブラブですなあ〜とほのぼのしていたら、案の定(苦笑)途中っから鬼畜展開。 酷い発言の理由は最後に明かされていたものの、反省が足りない! 葛藤が足りない! 心底謝れ〜と思いました。互いに愛があってどうしようもない運命でも階段の結果みたいなことは軽く扱って欲しくないなあ(他の人の作品でも)と思うのであります。 情熱のパラダイスシルエット・スペシャル・エディション |
■本のタイトル | ■作者名別 | ■傾向 | ■出版社別 |
■シリーズ名 |