ランダムハウス講談社文庫 |
■ 嵐の予感
更新日:2006/02/27(Mon) 19:35 |
[本のタイトル:ア] [作者名別:ヘザー・ローウェル] [出版社別:ランダムハウス講談社文庫] |
鼓動が一瞬止まった。ふたたび稲妻が光ったとき、死体のそばに立つ男の残忍な笑みが見えた……。目を覚ました病院で自分が連続殺人の目撃者だと聞かされたとき、クレアの記憶は消えていた。自分が何から逃げていたのか、どこで怪我をしたのか。ワシントン市警の刑事ショーンが、事件解決まで彼女を護衛することになったが、やがて犯人から異常な贈り物が届けられ……。 |
偏執狂的な連続殺人犯を偶然見てしまったヒロイン。それを守る刑事のヒーロー。目撃者を消そうとする犯人。 誰にでも問題なくお勧め出来るロマンティックサスペンスの王道ではありますが、こうめっちゃくちゃ嵌る〜!ってほどのインパクトには欠けている感じもします。ヒーローヒロイン脇役もそれぞれ魅力あるし、話の展開も無理はないのですが、やっぱりインパクトに欠ける感じ。惜しい。このジャンルを読み込んだ方にはちょっと物足りないかも。 ……ところでこの表紙のお姉さん、誰? ヒロインはカーリーヘアだったよね? 嵐の予感ランダムハウス講談社文庫 |
■ 蘭の誘惑
更新日:2006/02/16(Thu) 01:49 |
[本のタイトル:ラ] [作者名別:チェリー・アデア] [出版社別:ランダムハウス講談社文庫] [シリーズ名:T−FLAC] |
デラニーは麻薬王モンテロの愛人として、南米にある彼の別荘に来ていた。 髪を染め、姿を変え、好きでもない男に媚びを売っているのは、すべて妹のため。 かつてモンテロの愛人だった妹は、この別荘で姿を消したのだ……。 だが、失踪の真相を必死で探るデラニーの前に、思わぬ邪魔が現われた。 カイル・ライト―─4年前、彼女が一度だけ関係を持った男。 なぜ彼がここに?モンテロの仲間だったのだろうか? それとも……。 |
「隠れ家の天使」に続くT−FLACシリーズ2弾。「隠れ家〜」のヒロインのお兄さん4人いるうちの上から2番目、医者だった人がヒーローです。前作最後の方で応急手当などをしていたイメージからお医者さん、と思っていたのですが、どちらかというと科学者みたいな感じに描かれています。 4年前に一晩だけの関係を持った人に、よりによってマフィア(?)のアジトでばったり〜♪ なんて、そんな偶然何処にあるんだよ!と最初っからツッコミをしてしまいましたが、このヒロイン、「ここで大人しくしてろ」と言われた場面でことごとく行動を起こす(苦笑) そしてピンチに陥る。いやもう、ちょっとじっとしていた方が…… しかし、現実にヒロインの立場だったとしたら行動を起こすのも判らなくはないんだよなあ…… ううむ。ヒロインを好きになれるかどうかで、この本の評価は分かれそうです。 しかし、バレエの動作で敵にダメージをくらわすって……リンダ・ハワードのチアガールブルースもそうだったけど、そんなのアリなんでしょうか? 蘭の誘惑ランダムハウス講談社文庫 |
■本のタイトル | ■作者名別 | ■傾向 | ■出版社別 |
■シリーズ名 |